フィルム
右手にiphoneと蚊。どちらを選びますか?
もちろんiphone。
左手で私の右手を献血中の蚊をペシッとしたら逃げられ、
ついでにその勢いでiphoneにまで逃げられました。
1m先まで吹っ飛んでいったiphone様は、
傷だらけになりましたが、無事でした。
でも液晶につけていたフィルムは少し削れて、みすぼらしい状態に。
気にせずそのままにしていたら、
アツロウ先生とタンちゃんに剥がした方が良いと押されまくりました。
Steve Jobsはフィルムをつけなくてすむように頑丈に作ったとか、
フィルムありとなしでは色も触り心地も全く違うとか、
物静かなアツロウ先生が熱く語って下さったので、
剥がさないわけにはいきません(笑)。
ペロンと剥がしたら…ビックリ。
今まで私は何を見ていたのだろうと思うくらい、
フィルムなしだと鮮明でした。
アツロウ先生、タンちゃん、またまたありがとう。
きれいになったiphoneを眺めながら、
私の人生においても安全面を重視することで自分に制限をかけ、
本来見えるべき綺麗な世界を見えなくしてしまっていることが
たくさんあるのだろうなぁと改めて思いました。
社会のルールや、今までの自分の経験の薄いフィルムを何枚も重ねて、
分厚くなって、硬くなり、軽快さがなくなる。
それでジャンプスルーが出来なくなる…なんてね(笑)
父に勧められて、坂口恭平の「現実脱出論」を読み始めて(まだ全部読んでないけど)、
私はどの空間に生きているんだろうと不思議な気持ちになりました。
私たちのいう現実はその分厚いフィルムなのかなぁ。
ヨガの練習は、その分厚くなったものを剥がしていく作業だと思うし、
そのようにしていきたいけど、なかなかおおごとです。
おおごとでも、遠い親戚ではなく、
親しい友達のようにその過程を楽しんでいきたいなぁと思います。
最近男組と言われたので、おセンチな内容を書いてみました。
女組に入れるかな。
写真が何もなかったので、2年前の男組写真。
アプリってすごい(笑)