不揃いな美しさ

今朝は妙好人の浅原才市の
書の臨書をしました

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子供のような字で
臨書するような字ではないと
思ったのですが

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形の美しさとかではない
そこに込められた強い想いを
感じたので書いてみることに

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臨書が終わって
いざ自分の言葉を書き始めた時に
綺麗に並べてしか書けないことに
気づいて
どうやったら才市のような
不揃いさが出せるのかと思い
とりあえず
才市の書を見ながら
自分の紙を一切見ずに書いてみました

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そうすると
体全体で書いている感じがして
ちゃんとしようという所から
少し離れて書く事が出来ました

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才市の事は全く知らなかったので
父に聞いたら
下駄職人で
浄土真宗の妙好人だったそうです
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それは
想いが込められているはずですよね
不揃いでもちゃんと伝わる
形ではない

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父が臨書をする事の良さは
書を見ながら
古い時代の生活に
想いを馳せるところにある
と言ってました


誰でも出来ます
どうぞ


#妄想癖


2019-05-02 | Posted in BlogComments Closed 

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